
今回も引き続き、腸内改善のお話。
腸内環境は奥が深く、本当の部分を知られていなかったりします。
日和見菌のことだったり、まだまだ未解明な部分も多いです。

今回は、腸内細菌の好物について。
腸内に棲み着く腸内細菌の種類は人によってそれぞれ。
そして、それは一時的に変化はあるものの、産まれてから一生を通じて変わらないと言われています。
人はそれぞれ食べ物の好き嫌いがあると思います。
同じように腸内細菌にも好き嫌いがあるのです。
その為、ある人はヨーグルトを食べ続けたら便秘が治ったのに、
別の人は変わらない、、ということが起きるのです。

ということで、順を追って説明していきますね。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
正しい腸内環境改善を始めよう。
1.発酵に関わる菌を知る。
- 乳酸菌
(大きく分類すると〈動物性乳酸菌/ヨーグルトなど〉、〈植物性乳酸菌/キムチなど〉、味噌など数多くある。自然界のあらゆるところに生息し、その種類は350種以上あるとも言われる。) - 納豆菌
(その胞子は100℃で加熱しても大丈夫で、生きたまま腸に届き腸内環境を整えてくれる。) - 酵母菌
(パン、日本酒、ワインや醤油の製造に欠かせない菌。便秘改善や血糖値の上昇を抑える効果があると言われている。)
- 麹菌
(日本の発酵食品に欠かせない菌。代表的な二ホンコウジカビだけでも1000種類以上。菌糸から出る酵素で糖質、たんぱく質、脂質を分解し、糖分やアミノ酸を増やし、酵母や乳酸菌の発酵をサポート。/味噌、醤油、塩麹、甘酒など) - 酢酸菌
(中には発酵過程で膜を張るものがあり、膜は食物繊維の一種セルロースで出来ている。これがナタデココの製造に用いられている。/米酢やリンゴ酢など)
2.自分の腸内細菌に合う発酵食品の見つけ方。
- まず数ある発酵食品の中から1つだけ選ぶ。
- 二週間続けて、適量を摂取。(一日に味噌汁1~2杯、納豆1パック、ヨーグルト1個程度)
- 髪ツヤ、肌ツヤ、便の状態をチェック。
髪や肌、便の状態に大きく変化があったものが、
あなたの腸内細菌の好物。
変化がないか、少し意識をして過ごしてみましょう。
ひとつのチェックに2週間。
少し時間はかかるかもしれませんが、あれこれと摂って合うものが分からず、便秘や肌荒れが治らない、、と落ち込むよりは、きっと近道になります。
それに、もし試したものがあなたの腸内細菌の好物でなくても、発酵食品にはビタミンB郡や代謝に役立つ成分が豊富に含まれています。
きっと、あなたの綺麗や健康につながります。
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