冷え体質の人が腸活をする際に気をつけるべきこと。

今注目される『腸活』。

腸活や腸内環境についていくつか記事を書いてきて、

自分でもここ最近、以前より更に意識して実践してきました。

元々便秘症ではなく、毎日の排便はあるタイプでした。(学生時代はすごい便秘症でしたが)

調子いいときは2回ある日も。

 

ところが、腸活を意識して、今まであまり好みではなく摂ってなかったフルーツやヨーグルトを摂り始めたところ、ある日、排便が0に。

毎日出ていたので、たった一日でも痛くて苦しくて、、、。

 

話は少し逸れますが、

私は体温を外気温に合わせて調整することが苦手な体質で、

夏になるとすぐ軽い熱中症に、

冬には芯から冷えるという、

まるで変温動物な体質。

その為2年ほど前から漢方内科にお世話になってます。

今回のことを先生に伝えたところ、

食物繊維が(私の腸に)合わないのかも。

あと、冷えたのかも。

 

ということでした。

 

これを期に

腸活×自分の体質

ということを考えてみました。

 

私の場合は、

血行不良がいちばんの問題点。

 

いずれは他の体質のこともアップしていきますが、今回は、私もしかり、

一般的に女性に多いとされる

「血行不良」の体質の方に向けて

綴っていきます。

私と同じように、冷えで悩む方の元にこの情報が届き、役に立てると嬉しいです。

尚、私は医療の資格や栄養学のアドバイスをできる資格を保持しておりません。これらの情報はあくまで参考にいただき、最終的な判断はご自身や主治医、資格を持つ専門家の方のものを優先してください。

体質に合わせた腸活

漢方・薬膳の考え方

①漢方とは

長い歴史を持つ中国の伝統医学をベースにした考えで

ひとりひとりの体質に合わせた治療法を考えるところが特徴。

「環境は人の体に影響を与え、人間は自ら体調を調整しながら環境変化に対応する」

『天人合一』という漢方の根底にある考え方があります。

②薬膳とは

漢方の考え方を基本に、季節や体質に合わせて食材を選んで作る料理のこと。

ちなみに「薬膳」という言葉は近代になって使われるようになったもので、元々は「医食同源」「食養生」という言葉が使われていました。

医食同源は馴染みある言葉ですよね。

③薬膳と体質

薬膳を取り入れるなら、食材の性質だけでなく、自分の体質を知ることも必要。

漢方や薬膳では自分の体質をセルフチェックで8つのタイプから知ることが出来ます。

アマゾンプライム会員の方は無料で読めます(こちらで自分の体質をチェック)
※2021/09/14 時点

 

 

自分の体質を知ろう

 

以上、自分の体質を知った上で腸活にも活かしていくとより効果が出やすいかと思います。

今回は、私もあたる『血虚』の体質におすすめの食材をご紹介します。

「血」が不足し、体が栄養不足になっている状態

栄養を体の様々な部位に送り届ける「血」が不足すると起こる

≪血虚体質の特徴≫
・顔色が悪い
・髪や肌が乾燥している
・めまいを起こしやすい
など
✓詳しくは上記にてチェックしてください

肌荒れ/抜け毛/こむらがえり/集中力の低下/不眠/精神的な不安定

  • 女性は生理があるので、男性よりも血虚になりやすい。
  • 血虚が慢性化すると、妊娠しにくくなる可能性も。
  • 無理なダイエット、寝不足、過労は血が不足する大きな原因に。
血は寝ている間に多く作られると言われており、良質の睡眠が大切。

《養生法》

鉄分の多い食材を意識して食べ、赤い食材、黒い食材、ナッツやドライフルーツも◎

長風呂や熱いお風呂は☓

【腸活×血虚体質】

腸活に大切なもの

発酵食品・食物繊維

血虚体質に向いている食材

温める性質(温性)かどちらでもない性質(平性)のもの。

【漢方食材】クコの実

【薬味】ごま、なつめ(デーツ)

【雑穀と豆類】黒米、黒豆、小豆

【野菜ときのこ】枝豆、ほうれん草、チンゲン菜、人参、しいたけ、黒きくらげ

【果物と木の実】ぶどう、栗

【魚介】いわし、牡蠣、いか、ほたて、たこ

【肉と卵、乳製品】牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉、卵、牛乳

【調味料】黒砂糖、酢

【飲み物】紅茶

その他にも

〈体を温める〉

にんにく、生姜、とうがらし、シナモン、日本酒、こしょう、山椒、かぼちゃ、たまねぎ、らっきょう、さつまいも、

☓〈身体を冷やす〉

鴨肉、チーズ、りんご、バナナ、柿、大根、そば、大麦、はと麦、一部を除く貝類、海藻、ヨーグルト

 

〈血虚体質でもOKなフルーツ〉

ぶどう、ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリー、マルベリー、桃、ライチ

※さつまいもは身体を冷やすことも温めることもしてくれるので、すべての体質に◎

※春や夏の野菜は体内の熱を取るものが多いので「血虚体質」のひとには不向きなものが多い

※フルーツも一部(桃、さくらんぼ、みかんなど)を除いて身体を冷やす性質のものが多い

 

 

 

「血虚体質」に不向きとされる食材(身体を冷やすなど)も常温や温めてから食べると冷やす効果も和らぐ。

フルーツはコンポートに。

チーズはリゾットに。

海藻やきのこはお味噌汁の具材として。

 

腸活に良い食材でも冷え性さんにとっては不向きなものも。
それを多く摂取してしまうと今回の私のように反って
腸に負担を掛けてしまうことも。

自分の体質を知り、

向いている食材は積極的に、

不向きなものは食べ方を気を付けたり、

控えめに摂取する。

そのように意識してみるのも、いいのではないでしょうか?

 

ちなみに、私のかかりつけ医である東洋医学医の先生の考えは、体が欲するもの、食べたいと思うものを食べるのがいい。とのことでした。

 

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